おあしすぼらぼら

このソフトについて

概略

　ＯＡＳＹＳ V5が登場してまだ半年ほどしか経過してない1998年8月に，Windows用ＯＡＳＹＳは早くもメジャーバージョンアップしてＯＡＳＹＳ V6となる。

　バージョンアップの間隔がかなり短かったのだが，Windows98に当初から対応，加えて，各種機能の追加やブラッシュアップが多かったのでやむを得ずメジャーバージョンアップになった，ということだった。
　本バージョンの最大のトピックは，ＯＡＳＹＳフロッピィの読み書きが数多くのAT互換機でできるよう，特に他社製パソコンのためにアンテナハウス製のフロッピィドライバを搭載したことだ。このフロッピィドライバの搭載により，ＯＡＳＹＳフロッピィだけでなく，書院や文豪，ルポにキヤノワード等，他社製ワープロ専用機の文書がＯＡＳＹＳ V6を介して読み書きできるようになった。
　ただ本家アンテナハウスの「リッチテキストコンバータ」と比べると他社文書の変換精度はよくないようだった。ただ「できない」よりは「少しでもできる」方がはるかに使い勝手がよく，しかも本家「リッチテキストコンバータ」に比べるとワープロ機能付きにしては価格が安いのもよかった。

　またこの代からロータスとの協業が開始され，今まで富士通独自で開発していたＯＡＳＹＳ表計算等のソフトウェア(従来，ＯＡＳＹＳ Officeとして発売されていた)をロータス社の1-2-3などをはじめとするソフトに変更し，「ＯＡＳＹＳ SuperOffice」と称して売り出した。ロータスが出していた「スーパーオフィス」からワードプロを除きＯＡＳＹＳ V6を追加して，1-2-3にＯＡＳＹＳ表計算の読み込み機能やＯＡＳＹＳ風罫線作成機能を組み込んだようなものとなっている。

修正差分

　以下のURLに掲載(リンクは張り付けていません)。

http://software.fujitsu.com/jp/oasys/download/update/index.html#V6