私のパソコン＞自作６号(ASRock Z170 PRO4S)
この頃のスペック
Core i7-7700K/4.20(4.50)GHz48GB
NVMe SSD 1TB
HDD 6TB+α
GeForce RTX3050 8GB
10倍速BD-REドライブ
Windows11 Pro Dev
２０２５（令和７）年
ついに本機は組み立て以来8年を経過した。今のところ(Windows11の要件対象外であることを除けば)特に不調はない(というか，「不調が分かった」と思うほど本機を使うことはもはやない)ため，マシンの入れ替え計画はない。本機より先に，Core 2の自作5号を先に更新することに決めたFMV-D1200を先に処分してしまったのだが，"Copilot+ PC"を取り巻く状況があの体たらくでは本機も更新のしようがない，というのが正直なところである。
というわけで，おそらく本機に関する記述は本ページが最終ではないか，と考えているところである。
６月
6月も終わりになった頃，Insider ProgramのDevチャネルで，"Ver.25H2"のバージョン番号を持つビルドが公開されたので，本機にインストールした。Ver.25H2のビルド番号の頭5桁は"26200"となっており，ビルド26200系列の最初のものは3月下旬に公開され本機にもインストールされていたので，実際にはそこからのスタートとなっていたということだ。これにより本機は寿命が続いていれば2027年秋までインターネットに接続した状態で使えるということになったというわけだ。
そしてそこからわずか数日後，本機のグラフィックスカードを交換してやろうと突然思い立ち，オークションでASUS製のGeForce RTX3050 8GBバージョンを入手した。すでに組み立てから8年半を経過した本機にとっては，RTX3050といえどもCPUがGPUの性能を持て余してしまうという状況には違いないのだが，nVidiaがマイクロソフトと協働して「出す」と言っている"RTX AI PC"のリリースを信じて，"Tensor Core"を持つグラフィックスカードに乗り換えたというわけだ。
８月
"RTX AI PC"については，マイクロソフトとの協働も行われているらしいのだが，「"GeForce RTX"搭載機がCopilot+ PCになった」という話が一向に流れることもなく，結局いろいろな横槍が入ってきて，「"GeForce RTX"搭載だからといって，Copilot+ PCになるわけではない」という状況になってしまっているのが今なのかも知れない。
しかし"RTX AI PC"という用語は生きており，すでに数種類のアプリも登場している。"NVIDIA ChatRTX"というのもその一つで，パソコンに入っているいろいろな自前のデータをもとに(だからあくまでもローカルで動作する)，チャット形式で問い合わせをして回答してくれるというものである。これを使うにはOSがWindows11で，16GN以上のメインメモリを搭載し，ビデオメモリ8GB以上が搭載されたGeForce RTX 30シリーズ以上のグラフィックスカードが必要ということで，特にCPUについて言及はなく，本自作6号でも動きそうな感じがする。
で，実際にインストールして動かそうとしたのだが，NASに入っていたデータを元データとして指定してしまったため，そのデータをCドライブに次々コピーする挙動が見られたので強制終了させてしまった。
Cドライブの空き容量はわずかとなり，それならば，というわけで，機種の選定がめんどくさかったので，先にASUS U500MAに導入したウェスタンデジタルのSN580・1TBモデルをもう1枚購入し，データを移行させて換装した。
そのようなことをしている最中に騒ぎとなったのが，Windows11 Ver.24H2にて8月分のWindows Updateを適用した後，値段の安いDRAMレスのSSDで，大量のデータを書き込もうとすると最悪SSDのパーティションが認識されなくなり，復旧が困難になる，という情報が流れたことである。結局マイクロソフトも，トラブルを起こしたと言われるSSDに共通して採用されていたコントローラーを製造する某メーカーもこの不具合を否定したのだが，はっきりした結論はどこからも公表されなかったので，後味の悪い印象が残ったような気がする。