ぱそこんぼらぼら

最終のスペック

i486DX2/50MHz
20MB
HDD 810MB
TFT液晶640x480ドット
3.5インチFD 1基
Windows95sp1

２００４（平成１６）年

７月

　10年以上前は「憧れのi486マシン，憧れのTFT液晶ノート」であったのだが，Conturaには申し訳ないのだが粗大ゴミ以外のなにものでもなくなってしまった。

　すでにネットワークオークションに出そうにも486マシンのニーズがほとんどなくなってしまった今となっては，PCリサイクル制度を利用する以外に術はない，と思い，すでにコンパック社は合併のためなくなっているので，日本ヒューレット・パッカード社にPCリサイクルの依頼をした。
　日本HPのPCリサイクル申し込みはまずメールにて依頼をする。翌日になると受付番号が記入されてメールの返事が帰ってくる。さらに次の日，メール便でPCリサイクルの申し込み用紙が届き，「コンパック・Contura410CX」などと，必要事項を記入してFAXで送る。と同時に，リサイクル代金3150円也を銀行から振り込んだ。
　日本HP社の案内によると「入金確認後2週間以内に荷札を送付」とあったのだが，実際にはそれよりかなり早く，数日のうちに荷札が届いた。
　梱包は適当な箱(緩衝材はいらないとのこと)か破れないビニール袋でよいとのこと。そこでスーパーの買い物袋を二重にして，そこにコンチュラとACアダプタを入れ，袋を結び，荷札を貼り付けた。荷札を貼らなかったらゴミと全く同じである。
　リサイクル対象が「本体と，ACアダプタ等の本体標準添付品」ということなので，増設した旧メルコ製のメモリはどうしたものかと思ったが，念のため取り外すことにした。ハードディスクはデータを適当なソフトで完全消去するよう指示があったのだが，コンチュラではなぜか消去ソフトが動かなかったのと，このハードディスクとて，購入直後に換装したものであり，厳密な意味で標準添付品とはいえなかったので，これまた取り外すことにした。
　梱包が完了したら集配業務を行っている郵便局に持ち込むだけ。ところがなにしろていねいな梱包ではないので，局の人もかなり面食らった様子である。いまひとつ郵便局の現場の人が，「PCリサイクル」という制度を完全に理解できていないような印象があった。